この三ヶ月で考えたこと

こんにちは、やまとです。

  

僕は以前、このスマブラ界隈に入り、スマブラで強くなって、genesis9で優勝することを目標に活動していくと言う話を、以下の記事に書きました。

 

【スマブラSP】僕の目標が企業からのスポンサードではなくなった理由 - やまとのブログ

 

今回の記事は、その僕がここ三ヶ月で考えたことを書きました。

(最後に行ったオフが2/19の闘龍門だったので、それから3ヶ月が経ちました。)

 

僕のことを気にかけてくださっている方に対して伝えなければならないと思い、今回記事にしました。

 

もしかしたら、応援してくださっている方には、裏切られたと感じさせてしまう内容かもしれません。すみません。

 

ただ、そうは言っても、最終的には僕は自分が考えた道を選びます。その考えを正直にしっかりと伝えるため、今回は書こうと思いました。

 

そのため、どうしても文字数が多くなってしまいましたが、それでも読んでいただけるという方にお読みいただけたらと思っています。(約21777文字)

 

また、なんとなく気になっている、という方に対しても、少しの暇つぶしになるような文章を目指して書いていこうと思います。

 

また、目次にも載っていますが、各章の最後にはその章に書かれていることをざっくりとまとめたパートがありますので、長すぎて全部読めない、読む気が起きないという方は、そちらをご覧ください。

 

では、参ります。

 

第一章:やまとのスマブラ活動における考えについて

この章では、僕の頭の中のスマブラ活動における考え方について、深く踏み込んで話をしていこうと思います。

 

1節:僕がスマブラをする目的

このテーマでお話しするのは冒頭に挙げたブログ記事以来です。

 

その記事から内容をそのまま抜き出しますが、そこには、僕がスマブラをする目的「スマブラプレイヤーとして価値を創造すること」であると書いてあります。

 

この目的は、僕が8月に上京してきてから、というより、スマブラSP発売日からYouTube配信をしていた頃から、ずっと変わらない目的でした。(言語化できたのは今年の1月くらいではありますが。また、考えてみれば当たり前のことです。)

 

強くなって注目を集めて、スマブラをプレイすることによってたくさんの人を感動させ、それを軸に配信や指導やイベント出演など、ファンになってくれた人たちに楽しんでもらったり幸せを感じていただけるような活動もしていく。

 

そういう風に考えていました。

 

そしてその目的達成のために、スマブラの実力面での目標として「Genesis9優勝」というものを掲げ、

 

また、金銭面での目標として「スマブラ活動で生計を立てられるくらい稼ぐ」という目標も立てていました。

 

金銭面の目標を掲げていた理由は、活動を継続していくためには資金が必要であるし、プロゲーマーという仕事に価値があるということを社会的に証明する一助になるためにも重要なことだと考えていたからです。

 

しかし、僕はこの2、3ヶ月で、これまでのスマブラ活動で得た学びや、僕の人生経験など、あらゆることを踏まえて考えた結果、少し考え方が変化してきたのです。

 

次からは、僕の考えがどう変化したのか、そして、そう変化した理由はなんなのか、というところに踏み込んで、お伝えしていければと思います。

 

2節:考えの変化

まずは、僕の考えがどう変化したのかを、お伝えします。

 

応援してくださっていた方には謝ります。

 

それは、簡単に言ってしまえば、

 

「僕がスマブラプレイヤーとして活躍し、仕事にすることは厳しく、別のことにチャレンジすべきである可能性が高いと考えている」 

 

ということです。

 

雰囲気からお気づきだったかもしれませんが、

 

そうです。スマブラプレイヤーとして価値を創造したいと言い、Genesis9で優勝するだったり、スマブラで生活できるほど稼ぐとか言っていた僕が、そもそもそれは厳しいのではないか、と考え始めたということです。

 

これらの目標に向けて努力している僕を応援してくださっていた方々には、本当に申し訳ありません。

 

しかし、もうほぼ、これらの目的や目標は諦めたと言っていいほど、自分にはできないことだろうと思えたので、考えが変わってしまいました。

 

僕の考えが変わり、少し物悲しくも感じられる方もいるかもしれませんが、考えが変わったのには理由があります。

 

これらの目標を達成することが僕には不可能なことなのでは、と考えざるを得ない、どうしようもない理由(事実)が、考えるうちに見えてきたのです。

 

次章ではその理由を説明していきます。

 

第一章まとめ

「やまとのスマブラ活動における考え」

 

やまとがスマブラをする目的は「スマブラプレイヤーとして価値を創造すること」であり、

 

その目的達成のために「Genesis9優勝」と「スマブラ活動で生計を立てられるくらい稼ぐ」という目標を立てていたが、

 

これらの目標の達成は厳しいため、諦めて別のことにチャレンジすべきなのではないか、という風に考えが変化した。 

第二章:考えが変わった理由

では、順を追って説明していきます。

 

1節:自慢じゃないですが・・・

考えが変わった理由を話す上で、まず初めに話すのは、

 

「スマブラで強くなる方法がわかった」と言うことです。

 

タイトルの通り自慢したいわけではありませんし、逆に、「そんなこと俺だってわかってるよ」と言う風に思ってる方も、この記事を読んでいない方も含めて、スマ勢の中にはたくさんいるのかもしれませんので。

  

話を進めると、僕は、今年3月頭ごろに、「スマブラって教科書ないよね、自分で作ってみよう」と思い、スマブラをしてる時に僕たちが要求されてることってなんだろう?と考えて、まとめ始めました。

少し厳密に言うと、スマブラの教科書作れたらいいなって思ってたのは結構前からで、去年の頭くらいから考えてました。

 

そんで、結構オフ会とかに行って、その都度重要だと思ったことをひたすらメモってきていたので、それが功を奏して、結構体系的にまとめられそうだなーと思ったため、まとめた感じです。

(ちなみに教科書は未完成です。言語化し切れていないところもまだもう少しある、って感じになってます。)

 

実際まとめてみると、僕の中ではスマブラは6個の要素に分解できたのですが、その分解のおかげで強くなる方法が見えてきて「これもうスマブラで上達する上で立ち止まること無くね?」って思えるようになったのです。

 

スマブラの理論の記事はこちらになります。ちゃんと読むとざっくりしすぎていて参考にならないところも多いかも→スマブラSP理論 - やまとのブログ

 

 

2節:あとは〇〇の勝負、つまり〇〇のある人が勝つ

(二つの〇〇には別の言葉が入ります)

 

では、「スマブラが強くなる方法」がわかったとすると、僕の目的である「スマブラプレイヤーとしての価値の創造」をする上で、残りの重要な要素って、なんだと思いますか?

  

そもそも、「プレイヤーとして価値を創造する」ためには何が重要なのでしょうか

 

簡単にまとめます。

 

重要な要素を、

 

・早く最上位勢になること(実力)

・自分の魅力を上げることと、自分の持っている魅力を効果的に多くの人に感じてもらうようにすること(パーソナリティ的な何か)

 

の二つだとします。

 

そして、プレイヤーとしての価値を創造したいので、パーソナリティ以前に、まずは実力が大前提となります。なので重要度で言うと、

 

「実力」>>>「パーソナリティ」

 

になります。

 

ここで、僕が見出した「スマブラが強くなる方法」が関わっているのは

 

・早く最上位勢になること(実力向上)

 

ですよと。

 

では、「早く最上位勢になるために必要な要素」は何かを考えると

 

・強くなる方法の理解

・強くなる方法をもとに実行し、できるだけ早く強くなること

 

という風に分解できると思います。

 

なぜこう分解できるかというと、

 

「強くなりたい!」と思ったら、まず「強くなる方法」を調べる、もしくは自分で考えます。次に「実際にその方法を実行する」というプロセスを取るためです。

 

ここで、僕の「スマブラの強くなる方法ががわかった」と言うところに戻ってきます。

 

強くなる方法がわかったので、あとは「実行するだけ」。

 

自分の中にある強くなる方法をもとに、その時の最善だと考えられる取り組みをし続けていくしかありません。

 

つまり「やることは決まっているので、あとはやることをやった場合に僕がどれだけのスピードで強くなれるのか」と言うことです。

 

では、その「強くなるスピード」は何にかかっているかというと、そう「才能」です。

 

同じ練習をして、上達スピードが人によって違うのは、「才能の違い」が、一つの理由としてあると思います。(他の理由として、単にその練習が向いてないだけ、と言う例もあるかも

→例:弱空後はいくら練習してもできないが、空ダは簡単にできた、など。そういう人がいる場合、ロイクロムを使わなければいいだけ、みたいにも考えられます)

 

まして、スマブラが強くなるために必要な要素は、特定の操作の練習ほど単純なものではないので、いろんな練習を組み合わせた結果、試合でどれだけ勝てるのか、と言うのが結果として現れます。

 

よって、より総合的な才能が大きな要素を占めることになります。

 

ここで、よりわかりやすく話すために、島田紳介さんの、才能と努力の関係性の方程式を取り上げます。(ご存知のない方は適当にググってみてください)

 

「才能×努力=結果」(0 ≦ 才能&努力 ≦ 5、ただし才能と努力は整数)

 

僕はこの方程式の「努力」の項を因数分解してみました。

 

以下が因数分解した結果です↓

 

「才能×(費やす時間×効率の良い方法を見つける努力×ちゃんと実行しているかどうか)=結果」

 

つまり、「費やす時間」と「効率の良い方法を見つける努力」と「ちゃんと実行しているかどうか」は、自分の努力次第の部分。才能はどうにもできない部分、と言うことです。

 

僕は、費やす時間と効率の良い方法とちゃんと実行する(だらだらと時間を費やさない)の3要素は、自分なりに最大化してきました。

 

つまり、努力は「5」してきたつもりです。

 

その上で、今後も今まで同様「努力=5」をしていった場合、あとは「才能が0〜5のどれなのか」にかかっているなあ、と言う風に考えることができるようになったのです。

 

努力5をしないと、自分に才能があるかどうかがわからない、って話ですね。

 

では、ここまで話したことを、「あとは〇〇の勝負、つまり〇〇のある人が勝つ」に当てはめると、

 

「あとは "いかに早く強くなるか" の勝負、つまり  "才能"   のある人が勝つ」

 

と言うことになります。

 

3節:やまとのスマブラの才能はいかほどか

 

では実際、僕にはスマブラの才能がどれだけあるのか、と言うことを考えていきたいと思います。

 

スマブラで強くなっていきたいと思い、プレイし始めたのが発売日から。

 

発売してから7月までは、ほぼオンラインで誰かとをプレイして、こどもリンクを4ヶ月くらいかけてVIPに入れてたと思います、確か。

 

そこから強くなりたくて、実家の福井から上京、ウメブラ、スマパ、闘龍門、EGS Cupなどのレベルの高いオフ大会に行ったり、フリークス行って黙々と対戦したり、オフ行くよりも動画見るほうが効果的じゃないかと考えてひたすら動画見たり独自に理論を構築したり・・・。上達方法の確立され切ってないスマブラで自分なりに試行錯誤してきました。

 

その結果見えてきたのは、やはり才能はないという事実でした。

 

最近だとスマメイトレート1700〜2000あたりの達成報告ツイートがたくさん流れてきます。

 

自分はスマメイトやった時は1350〜1500を前後するレベルでした。(対戦数は20戦くらいでしたが、実力を見るには十分でした。)

 

また、オフ大会の成績で言えば、第4回新参者13th、EVOJapan2020 385th(約2000人中)というものです。

 

そして、スマブラSP自体は発売日からプレイしてきて、プレイ時間は、Switchで確認すると、現在2045時間、動画見たりする時間とかも考えると一年で大体2500〜3000時間はやってきてるのではないかと思います。

 

そのプレイ時間で、それでもスマメイトでは結果を残せない。オフ大会の結果もそれほど残せていない。

 

人によってはこれでも結果を残していると感じる方も、もしかしたら、いるかもしれません。

 

しかし、やはり僕の感覚では「こんなものではいけない」という感覚ですし、2年後に世界大会で優勝するためにはまだまだすぎる、ということには納得していただけると思います。

 

・かなりの時間スマブラに時間を使っても結果が出せていない

・自分よりも早く結果を残している人がたくさんいる

 

つまりは、僕に才能は無いということになります。

 

4節:今までの目標を目指す価値はあるのか

では、才能が無いとわかった上で、「Genesis9優勝」などの目標を今後も継続して目指す価値はあるのでしょうか?

 

結論を言うと「他の選択肢と比べて価値が低い可能性が高い」と考えています。

 

そもそも、2022年1月にあると思っている、このGenesis9という大会で優勝することが難しいという風に考えるようになったので、

 

「実現できそうもない目標を掲げても意味がない」という風な考えです。

 

「将来生物学的に鳥になることが目標です!」なんて本気で言う人間がいないように、無理だとわかっていることに挑戦しようとする人なんていないですよね。それと一緒です。

 

目標を掲げたときは、本気で実現できると信じていましたが、今はそう考えられなくなったのです。

 

なぜそう考えるようになったかと言うと、

Genesis9優勝のために、できることはやってやろうと思っていましたが、実現するために取れる選択肢を自分の中で考え尽くした結果、取れる選択肢を取っても実現できなさそうだと感じているためです。

 

今後について少し話すと、

 

スマブラで強くなる努力をすることに価値がないとは思ってはいません。

 

なので、目標の難易度を下げると言う選択肢や、もしくは別分野のことに挑戦すると言う選択肢の方がいいのかもしれないと考えています。

  

せっかくスマブラを頑張ってきたのだから、ある程度の実績を残すくらい努力してから、その次に他の分野で自分で収入を得ることを目指す方がいいかも、とかをぼんやりと考えています。

 

今は、アルバイトで生活費を稼いでいて、僕の場合は、アルバイトでも今のところは生活を継続していけそうではあります。

 

しかしながら、稼げるならできるだけたくさん稼げた方が良いので(稼げるということは、方法さえ適切であれば、経済を回しているので社会に貢献していると言うことだし、そのお金でまた新しいことにも挑戦できる)、

 

自分の価値を高めるということは今でも常に意識していて、何らかの形のビジネスで収益を得ていこうと考えています。

 

5節:稼がなければならないと言う事情

初めに断っておきますが、大前提として、僕はスマブラが好きだから、プロゲーマーに憧れて、上京してきました。

 

それを踏まえてお聞きいただければと思います。

 

 

先ほども書きましたが、今僕はアルバイトで生計を立てているフリーターです。

 

そして、将来的にはスマブラ活動で生計を立てられるようになりたい、そう考えて上京してきました。

 

しかし、今回の記事の通り、僕が価値を創造できる領域ではない、と言うことを悟り、つまりは生計を立てられるほどのビジネスとして成立させることができない、と言うことを理解したため、継続していくべきではないと感じた次第です。

 

もちろん、スマブラというゲームが好きだからこそやっていこうと考えて上京したので、別に僕が今後スマブラをしなくなるという話ではありません。

 

ただ、僕がスマブラを続けていくには、やはり仕事としてスマブラ活動を成立させて生活をしていく、という条件をどうしても含んでいます。

 

好きなことを仕事にするということの難しさをこの身で感じました。

 

やはり仕事にするということは、自分がやりたいからできるというのはまれで、社会から求められていることが仕事になるということなんだと思います。至極当たり前のことではありますが。

 

とにかく、僕はスマブラ活動を仕事にするために上京してきたので、その見込みが立たなくなった今、精力的な活動は今後できなくなるということになります。

 

お金を稼ぐことだけが全てじゃありませんが、同時にお金を稼ぐことも重要な要素です。

 

6節:単にやまとが飽き性

突然ですが、考えが変わった理由として、僕の性格の話になります。

 

僕自身何か一つをずっとやるということはそれほどあるわけではなく、結構次々いろんなものに興味が移る人でもあります。

 

ゲームでも、買ったゲームをクリアしないまま放置することもありますしね、

 

スマブラも、楽しいですがずっとやっていたいと思うほど熱があるかというと、ちょっと違うかもしれません。

 

熱量も、もしかしたら他の人に比べたら低い可能性もあります。

 

結構スマブラ界隈において、勝敗一つ一つに悔しさとか嬉しさとかを抱く人が多い印象ですけど、自分はあんまり勝敗に感情を左右されにくい方な気がしています。

 

時と場合による部分はもちろんありますが、トーナメントとかでも、負けても仕方ないなっていう風に思うことの方が多く、どちらかというと勝敗ではなくて、一つ一つの状況において自分がやりたいことができなかった時とかにイライラすることの方が多いですね。最近はそれもほぼ無いですが。

 

話は脱線しましたが、じゃあ飽き性なのに何でスマブラを1年以上もやってるの?と言われたら、

 

自分は「Genesis9で優勝する!」とか「2022年までに成功する!」みたいな目標を掲げていたから、スマブラをやっていたというところがあります。

 

こういうと、スマブラに対する愛が無いように感じられてしまいそうですが、ただ事実として、僕よりスマブラを愛している人はいくらでもいるような気はしています。

 

もちろん僕もスマブラが好きです。しかし、掲げていた目標を取り下げようとしているのに「好き」ましてや「愛してる」なんて言おうものなら、あまりそうは感じてもらえないかもしれませんから。

 

何をもって愛しているというのか、みたいな話になるので、はっきりさせることはできないとは思います。

 

ただ、大会で勝った負けたで悔しがったり喜んだりしている人を見ると、「ああ、あの人は僕よりスマブラを愛しているんだな」という風に感じた時は何度かありました。

 

結構冷静でもあるんです。

 

まあ、冷静なのは、そうじゃないと続かないなって思ったからってのが本音ですけど(笑)

 

スマブラやってて、あったまったり辛くなったりするのって、いやじゃないですか。だから平静を装うようにしてるってことです。

 

最初はオンラインでずっとあったまってましたから笑

(コントローラーを投げたいと何度も思ったことがあるなんて言えない)

 

また、僕はプレイヤーとして活躍したかったので、強くなる方法がわかって、継続する上で一喜一憂することもあまりなくなった今、活躍して稼いでいくっていう未来が想像しにくくなったため、飽きるのって自然なことだと思うんですよね。

 

期待してたほど未来に面白いことが待っていない、と感じてしまったのだから、飽きてしまっても仕方ないのだと思うのです。

 

なので、何に飽きたのか、と聞かれたら「Genesis9優勝と、プレイヤーとして生活できるくらい稼ぐことを目指す」ことに飽きた、っていうことですかね。

 

単純に「目標が実現する未来が想像できなくなった」訳です。

 

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第二章まとめ

「考えが変わった理由」

 

1、強くなる方法がわかったので、あとはやまとの「才能」がいかほどかによって活躍するかどうかがかかっている。

 

2、これまでの実績や経験から、やまとには目標を達成できるほどの才能はない

 

3、才能がないなら、掲げていた目標の実現可能性が低く、目指す価値は無いため、目標を変えるか別の道を考えた方が良さそう。(→じゃあどうするのか?)

 

4、また、目標を達成する未来が想像できなくなった。

 

5、稼がないといけない事情

 

6、やまとは飽き性。

 

一言で言うと

 

「目標が実現できそうにないから」

 

第三章:これまでの人生を振り返ってみると・・・

すぐに今後はどうしていくのかを書きたいところですが、

 

ここで一旦、僕の回想タイムです。

 

この章では、第二章で書いたことにつながるような僕の今までの人生におけるエピソードとかを話していきます。

1節:目指したものは諦めてきた

今回の記事では、僕がスマブラプレイヤーとしてプロゲーマーになることを目指すのを諦めると言う話をしましたが、

 

僕は他にも、今までいろんなものを目指し、諦めてきました。

 

主なもので言うと

漫画家、トロンボーン奏者、京大、音楽系YouTuber、イラストレーター

 

また、「これいいなー、やってみたいなー」って頭の中で思ったことがあるのは、

書道家、お笑い芸人、心理カウンセラー

 

などなど、いろいろなものに興味を持ち、実際に目指してみたものの、どれも諦めてきたのです。

 

後半のやつは、頭の中で考えただけで、実際にやろうとしたことはあまりないのですが、

 

特に前半に書いたモノたちは、実際に漫画を書いてみたり、プロの先生に師事したり、受験用の教材を買ったり、動画を何本か投稿してみたり、ひたすら絵の練習をしてみたり、比較的取り組んだことのあるものです。

 

しかし、すべて諦めてきたんです。

 

なぜそれらを諦めてきたのか?その理由には2パターンあります。

 

1、本当は続けたいけど、自分に向いてなくて精神的に辛くなったから(挫折)

 

2、このまま続ける意義を感じなくなったから

 

1に分類されるのは、

・漫画家・音楽系YouTuber

 

2に分類されるのは

・トロンボーン奏者・京大・イラストレーター

 

です。

 

今回のスマブラのプロゲーマーは2に分類されます。 

 

1に関して、

 

漫画家は、小学生の時に学校に行かない日が多かったので、家にいて暇な時間が多かったのが目指したきっかけです。

 

その暇な時間を使って、当時コロコロコミックを読んでいたので、その漫画の絵をよく真似して描いたり、ポケモンのイラストやドラゴンボールの悟空など、興味のあったイラストをひたすら描いていました。

 

その時点では、ただイラストを模写する、ということだけをしていました。

 

そしてなんとなく「自分でも漫画を書いてみたい!」と思い始めたため、進研ゼミの「毎月送られてくる金色のシールを集めたらこれと交換できるよ!」っていうやつで、頑張ってシールを集めて、漫画家セットと交換したんですね。

 

その漫画家セットで漫画を試しに描いてみました。

 

そしたら、「え?ストーリーどうしよう?」「え?漫画描くのってこんなにめんどくさいの?」と言った感じで、ストーリー考えるのも大変だし、絵を描く上で必要な作業が多すぎて、絵がなかなか描き進められずに挫折したんです。

 

多少は頑張って描こうとしましたが、でもやっぱり進まなすぎて無理だってなりましたね。

 

僕の性格的に、サクサク進めれるものが好きなところがあるので、合わなかったんだと思います。

 

 

次にYouTuberについてですが、実際に動画投稿したところ、いろいろな面で辛かったです。

 

・まず喋るのが苦手、何度撮り直さないといけないの?って思ってた。

 

・次に撮影の仕方を考えるのが大変。自分結構細かいところ気にしてしまうタイプで、そういうの気にしすぎて前に進まない。

 

・次に編集が大変。やってるといくらでも工夫したいところが出てきて、これもなかなか前に進まない原因。また、喋るの下手だから編集でカットするのも大変すぎた。

 

・次に、いろんなことやろうとしすぎてた。音楽も色々やりたくて、トロンボーンの演奏、作曲、歌、サブチャンネルなどなど、やろうとしてること多すぎて続く気配がなかった。サブちゃんとかそもそも人気もない自分がやる意味もなかったし。

 

などなど、ざっと書いてみても問題が多すぎて、初めたのは高校卒業した2018年の4月からなのですが、1ヶ月も経たないうちに投稿しなくなり、だんだんとガチでメンタルが病んでいきました。

 

それから数ヶ月間、自分の部屋に引きこもって、アニメとYouTubeばかり見て、ヒキニートと化していました。

 

 

次は2に関してです

 

トロンボーン奏者、これは厳密にいうと、1になりそうになったけど諦めずに続けた結果、2にたどり着いた、という感じです。

 

ちょっと長いです。

 

目指し始めたのは中学校2〜3年生の時、自分の行っていた中学の吹奏楽部の中では楽器ができる方だったし、その年から発足した中学校選抜バンドにもオーディションを通過して入団することができたんですね。バンドは総勢70名くらい。

 

メンバーはみんな中学二年生だったと思います。

 

福井県の中2の吹奏楽部の人数は、団体数が60くらいで平均10人としたら600人になります。それで言うとバンドメンバーは10人に一人って感じですね。

 

また、トロンボーンでオーディションに参加していたのは9人で、そのうち6人が通過するというものでした。

 

この倍率1.5をどう捉えるかですが、僕がこのオーディションの通過が簡単だと言うと通らなかった人に失礼ですし、逆に厳しいオーディションだったと言えばそれほどでもないだろって言われる可能性もあるので、なんとも言いませんが、

 

ただ一つ言えることは、オーディションのために今までやったことのない練習をしなければならなかったし、練習では結構自分は通らないと思って必死に練習して、自分なりの全力を出したら、通過することができた、と言うことです。

 

何事にも一生懸命になるのが僕の長所ですw(頑張りすぎて裏目に出ることもありましたが)

  

そういうのもあって、中2の5月に自分の楽器も買ってもらって、プロになれるならなってみたいなーという気持ちで、目指し始めました。

 

しかし、ここが少し落とし穴で、

自分の「プロになれるならなってみたいなー」と言うくらいの気持ちを、僕は言語能力が低くてコミュ障だったので、母親とか周りの人に、それくらいの気持ちだってことをうまく伝えられていませんでした。

 

また、それくらいの気持ちだってことを言語化できたのも、目指し始めたのが中2だったのに対して、諦めると決めた高校3年の8月ごろで、実に4年越しのことでした。

ちょーっとやばいですよねーw

 

ただ、僕はそれまでに、小学生の頃に自分で大幅な減量に成功したことだったり、中学校では学力も学年一位くらいまで上り詰めることができた、などという経験もあり、「やればなんでもできる」と言う風に考えていたんです。

 

それもあって、やってみたいなーって言う気持ちで始めても、なんとか成し遂げられるんじゃないかって思ってたんです。実際上手い方でもあったので。

 

あと、小学校の減量経験から、やると決めたら納得するまで継続できるって言う自信もついてたので、やってやろうとも思っていました。

 

なので、もちろん真剣に練習していなかったと言うわけではありません。

 

何度も苦しい時期を経験して、それでも練習を継続するくらいには、真剣に取り組んでいました。

 

「自分なりにちゃんと取り組みさえすれば成し遂げられるはずだ」

 

そう信じて取り組んでいました。

 

そうやってトロンボーンを練習して、高1の夏頃からプロの先生に師事し始め、一度は全く音が出なくなるという大スランプに陥りつつ、そこから先生からのアドバイスをもとに奏法を全く新しいものにして、だんだん音が出るようになり、自分の成長を感じられるようになっていきました。

 

スランプは高2の冬の事でしたね。高校時代の最も辛い経験の一つです。これが1の挫折になりかけた経験です。

 

しかし、そこから時が経ち、3年の4月、吹奏楽部を引退の時期。

 

それによって、部活の練習は無くなり、一人でプロになるための練習だけをする状態になりました。

 

ここで、だんだんと2の路線に向かっていきます。

 

部活がなくなり自由な時間が増えた事で、自分でじっくり練習できるようになりました。

 

そのおかげで、もともと一人で黙々とやるのが好きで得意な自分は、以前よりも効率的な練習を組み立てていきました。

 

基礎練習や曲の練習などの時間配分をしっかり決め、その時間はサボらずに取り組んでいきました。

 

月一で先生のもとにレッスンを受けにいき、そこで出された課題をクリアするように練習をする。

 

そうやって練習を重ねていきました。

 

しかし、6月か7月ごろのレッスンだったでしょうか、

 

僕は、前回のレッスンからそのレッスンの間で、出された課題に自分なりにはしっかり取り組みました。当たり前ですが。

 

でも、それでも正直、完全に課題をクリアできたとは言えない状態ではありました。

 

ただそういう時もあるよね、という気持ちで、僕はその日のレッスンに向かいました。できなかったからと言って意味もなくネガティブになっても、ただ練習がうまく行かなくなるだけでもあるので、そういう意味では悪くない事だと思います。

 

何より自分は全力を出して練習したつもりだったので、だったら仕方ない、と思えていたんです。

 

また、課題はクリアできなかったけれど、しっかりと着実に上達もできている、という実感を持つことができていました。

 

そういう状態でレッスンに向かいました。

 

レッスンは、出されていた課題(曲)を演奏し、先生からのフィードバックをもらい、また自分が演奏する、と言った、いつもの流れで進みました。

 

しかし、その日のレッスンで先生から言われた言葉が、僕の考えに影響を与えました。

 

先生は少し厳し目の口調で、

「僕は君にできると思う課題を出している。だからレッスンで出した課題は、次のレッスンまでにはやっぱりクリアしてきて欲しい。」

 

この言葉は、僕自信がプロになりたいと言ってプロを目指し、レッスンにも通っているので、なんの反論の余地もない、至極当然のことであって、先生は何も間違ったことを言っているわけではありません。(これがやらされているなら話は別です)

 

ただ僕自身もそう思うし、その通りだと納得しました。

 

しかし、僕はそういう面ではなく、この言葉から「大和は全力を出して練習をしていない」と思われているように感じたんです。

 

僕は、自分なりに全力で練習をしているつもりでした。

 

ただ考えてみれば、使える時間を全てトロンボーンに費やして来たと言うわけでは無く、正直もっとトロンボーンに費やす時間は捻出できたとは思います。

 

そんな中でこんな風に言われたことで、

 

「自分の努力を認めてもらえないならやりたくなんか無い。努力した上でできなかったのだから。」

 

「時間はもっと捻出できるけど、それでも捻出しないような取り組みしかしない自分はプロを目指すべきではないのかもしれない。」という風に思いました。

 

また、

 

「先生の要求に応えられないような才能しか自分には無い。ってことはつまり、プロになれる才能は無いってことかもしれない。」

 

「単純にプロには向いてないのかもしれない。」

 

と言う風に考えるようになりました。

 

ちなみに、当時の練習は、5時半ごろ帰宅、そこからゆっくりしたり勉強したり。その後7時から10時までの3時間トロンボーンの練習、くらいだったと思います。あとピアノも芸大受験のために必要なので、1時間くらい練習してたかな?

 

また、現役での京都芸大への合格を目指していたので、上達も、もっと急がなければならざるを得ない状況でした。

 

そういうのもあって、指導が厳しくなるのも当然なんです。

 

でも全力でやって先生の要求に応えられないってことは、現役合格は無理なんだなって思ったんです。

 

そうやって、僕はだんだんトロンボーンを吹かずに、今後はどうして行こうかと考える時間をとりました。

 

もちろんその先生にも相談しました。

 

先生に話を聞くと、プロになりたいと言ってトロンボーンを続けるけど、大学に入ってから目指すことを諦めた生徒もいたと。

 

大学にまで入って諦めてしまうくらいなら、ちゃんと考えて早い段階でやめてしまうことも重要だ、と。

 

みんなトロンボーンが好きなんだと、どれだけ練習がうまく行かなくて伸び悩んだりしても、それでもトロンボーン が好きだから、諦められずに続けてしまうんだと。

 

そのせいで、ずるずると大学にまで行ってしまうことも多いんだと。

 

だから、ここで諦めるという選択をとるのは、間違ったことじゃ無いし、逆に偉い選択だとも思う。

 

そう、先生からも教えていただきました。

 

その結果やはり上記のような理由にたどり着き、先生のレッスンには行かなくなり、ピアノなどのレッスンもやめることになりました。

 

 

少々長かったですが、こう言った経緯でトロンボーンでプロになることを(厳密には京都芸大現役合格を)諦めたんです。

 

このエピソードは、僕が上達を感じられなくなったのでは無く、僕の上達スピードが遅いという理由から、芸大を諦めた、という話です。

 

自分が精一杯やっただけの練習で、上達スピードが遅いのであれば、それはもう僕には才能がないということなんだと思う。そういう考えです。

 

これは今回のスマブラに関する話と似ています。

 

確実に上達はするけど、上達スピードが遅いからプロを目指すのは諦める。

 

過去を振り返ってみると、今回の記事のテーマとちょっと似たような経験してたんだなって思いました。

 

 

 

2節:中学と高校での勉強について

ちょっと自慢っぽく聞こえるかもしれませんが、まずは僕の中学の時の勉強について話します。

 

2012年、僕は中学校に入学しました。

 

同学年の人数は82人でした。

 

この数、東京とか僕の地元より都会の学校と比べたら、多分全然少ないのではないでしょうか?

分かりませんが、もしかしたらここからの話は、人数的に自慢にはならないかもしれませんね笑。

 

 

テストの成績についてです。

 

入学して最初のテストでは、順位が18位でした。

 

そこから、苦手な国語を重点的に勉強していき、少しずつ、でも着実に順位を上げて行きました。

 

12位、8位、6位、5位、7位、3位、2位、、、(適当に書いてますw が、こんなイメージです)

 

そして、三年になって少しした時に、ようやく学年1位をとることができました。

 

それ以降のテストでは、大体一位を取ることができるようになりました。

 

さて、やまとは何を言いたいのかと言いますと

 

話したいのは、この順位が上昇していく「過程」についてです。

 

今回の記事の内容で、「続けること」が少しテーマとして存在してると思うのですが、

 

僕は、中学では、見て分かる通り「勉強ができる子」でした。

 

なので、勉強をして成績が上がると、周りからは「すごいね!」とかって、友達や先生、家族からたくさん褒められる訳です。

 

すると、自分も楽しくなって、もっともっと勉強がしたくなります。やればやるほど出来て、さらに褒められるのですからね。

 

なので、僕にとって勉強は「ただの楽しいこと」だったわけです。

 

親や先生から「やりなさい」と言われてやっていたものではありませんでした。

 

つまり「自分から好きでやっていた」と言う感じです。

(ただ、学年一位になってからはそれまでよりも勉強へのガッつきは弱まっていた気がします。あと受験期、推薦で先に入学決まってたから)

 

では一方で、高校の勉強について話します。

 

高校では、同学年が330人とかそれくらいいて、クラスは9クラス、順位は最高で1桁いったかどうかぐらいでした。多分。(高校では全クラス共通のテストとかもあまりなかったりして微妙な話なんですが)

 

また、高校になると全国でやってる模試とかも出てきたので、あまり順位とか気にするべきものじゃなくなったりしていったりもしました。

 

そう言う感じで、中学と比べると、周りから褒められるとか、もてはやされるとかは無くなっていったんですね。

 

すると、中学の時ほどあまり勉強をしなくなったんです。

 

ここには、高校から自分のスマホを持たせてもらえるようになったって言う要因も絡んできています。

 

つまり、高校に入ってからは、勉強であまり褒められなくなったこととスマホを手にしたことにより、勉強を以前よりしなくなった、と言うことです。

 

(要素としては、トロンボーンのプロを目指してその練習時間を確保するためだったり、芸大入学には十分な学力は大体あったと言う点もありますが、大きくはこの二点)

 

この話から僕は何を考えていたのかと言うと、

 

結局は自分のやりたいことをやってきたんだな、ってことです。

 

自分ができるから褒められてさらにやろうとしてきたし、

 

自分が出来なくなったらモチベも上がらずにやらなくなった。

 

勉強を誰かにやれって言われてやってきたこともあまりないし、楽しくなくなったらそんなにしようとは思ってなかったし。

 

また、どうしても辛すぎてできないことは、やめてきました。

 

やりたいと思ってやってきたことはとことんやるし、やろうと思ったことはやるし、やらなくていいやって思ったことはやめてきた。

 

やってきたこと

・漫画を見て模写する

・中学の勉強

・高校のトロンボーン、ピアノ

・スマブラ2500時間プレイ

 

やめてきたこと・やめること

・小学校に通うこと(一時的に)

・小二の時のスイミングスクール

・小三の時の柔道

・漫画家を目指すこと

・現役で大学に行くこと

・プロのトロンボーン奏者になること

・音楽系YouTuber

・精力的なスマブラ活動、

 

こう見ると結構継続力なくて自分で社会不適合者みたいに感じます。

 

ですが、やめてきたことは、僕が心から続けられないな、もしくは続けても意味ないなと思ったことだったので、仕方がないんです。

 

スマブラ活動を続けていくかどうかを考えていて、今回も「続けても意味ないなあ」と感じた経験なので、過去の自分もそうだったんだなあと、共通点を見出していました。

 

3節:小学校の時にやらざるを得なかったこと 

先ほどは自分がやりたいことをやって、やりたくないことはやめてきたとは言いましたが、とは言っても、やらざるを得ないからやってきたこともあります。

 

 

これは僕が小学校時代に学校が嫌になって、不登校になった話です。

 

小学校二年生の時、食べることが好きで、朝ごはんや晩ご飯によくウインナーを食べていました。

 

今でも覚えています、シャウエッセンをパクパク食べていました。

 

すると、当然ではありますが、一気に体重が重くなり太ってしまいました。

 

そして、僕は一年生の時には運動は大得意だったのですが、その運動が、僕の変わり果てた体にとっては、単なるに苦痛となってしまったのです。

 

マラソン大会はただの拷問かと思っていました。

 

また、さらに拷問だったのは、地区の小学校の競技会みたいなものの練習でした。

 

三年生になると参加することになるその競技会に向けて、1ヶ月前くらいからみんなで練習し始めます。

 

その練習では、体育の先生に指導されるのですが、その体育の先生がひっっじょうに厳しい先生で、尚且つ体つきの良い、男の先生だったのですが、

 

練習の一つとして、「腿上げ30回からの10mのダッシュ?×無限」

 

みたいなことをやっていたと思うんですが、

 

そこで僕がへこたれて地面に倒れてしまうと、「ゴルァァ!まだ終わっとらんやろがあぁ!」というように、たちまち怒鳴り散らかされていたような記憶があります。

 

先生が発した言葉などは本当にそうだったかは不明ですが、僕の頭の中にはそのようなイメージが残っています。相当厳しかったです。

 

また、太ったことによる苦痛はそれだけではありません。

 

学校の廊下を歩いている時、上級生から「うわ、デブがおる」などと言った言葉を小声で、それでいてギリギリ聞こえるような声量で言われていました。

 

そういうすれ違いざまに悪口を言われることがちょっとずつ重なり、僕は周りから自分がデブだということをひたすら悪く言われているんじゃないか、と思うようになりました。

 

そして、休み時間の教室で、例え周りが本当に僕の悪口を言ってなくて、全く関係のない会話をしていたとしても、なんだか悪口を言われているように感じてしまう、という状態になっていました。

 

教室の中にいる時は、クラスのみんなを怖がっていました。

 

そうやって、体育の肉体的&精神的ストレス、そして上級生からの悪口を発端として周囲の人への恐怖心から来る精神的ストレス、などの理由から、学校が嫌になり、小五の時は一番学校に行かなくなっていました。

 

本当に、ただただ辛い時間ばかりでした。死にたいと思っていました。

 

ただ、それでも時間は無情にも流れてきます。毎日朝になると学校に行かないといけなくなります。

 

当時の僕は学校の制服を着るか着ないか、靴下を着るのか着ないのか、「ん〜ん!ん〜〜〜ん!!!」と唸りながら、もう少して靴下に足を入れられそうになるとまた、靴下を足から遠ざけるようにして、ずーっと渋っていました。

 

母親がいつも、仕事の時間ギリギリまで粘って、僕に学校に行ってもらえるように手伝っていました。

 

この時の僕は、なぜ服を着ようとしたり脱ごうとしたり、どっちつかずの行動をとっていたのでしょうか。

 

学校に行きたくないのなら、そもそも靴下を手に取ろうともしないと思います。

 

つまりは、「学校行きたいけど行きたくない」という気持ちだったということです。

 

学校に行きたくない理由は先に説明した通りです。

 

しかし、学校に行きたいと思う理由はなんでしょうか。

 

僕は、学校に行かない僕に対して悪戦苦闘している母親に申し訳ないと思っていた。

僕は、「学校に行く」という、みんなにとっては当たり前のことすらできない自分には存在価値はなく、みんなにできることくらいできるようにならないといけない、と思っていた。

 

親への申し訳なさと、圧倒的自己肯定感の低さからの「なんとかしないといけない」という微かな思いから、学校に行かないと、と思っていました。

 

しかしその瞬間において、僕は学校にいけないことは何度もありました。

 

すると、自分が学校にいけないんだ、と思い、さらに自己肯定感が低くなります。

 

学校には行きたくない、けど学校に行かない自分はダメ人間。

 

そういう気持ちから、毎朝悶えていました。

 

ただ、やはり時間は過ぎていきます。

 

死にたいと思って舌をちょっと強く噛んで見ても、全く死ぬ気配がありません。

 

しかし正直なところ、死ぬ勇気なんかありませんでした。

 

「まだ何かできるんじゃないか」と、そう微かに思っていました。

 

その微かな考えから、僕は「必要に迫られて」行動します。

 

そう「やらざるを得ないこと」が生まれます。

 

当時は小学校5年、あと2年小学校をずっと家で過ごしたとしても、まだ中学校もある、中学校を抜けても、高校がある。僕達は学校に12年間も、ある意味で呪縛されています。

 

「じゃあ、僕が生きていくためには、学校に行けるようにならないといけない。」

 

それだけは間違いありませんでした。

 

じゃあどうするか?

 

幸い、毎日学校に行かなければならない、また、朝から夕方まで学校にいる、という呪縛からは開放されていて、

僕の現状を踏まえて、先生や両親もみんなと一緒は無理だ、と考えて、午前中だけ学校に行くとか、行かない日があっても良い、というふうになっていました。(教室にもあまり行っていませんでした。)

 

そのため、僕には一日、もしくは午後の「自由な時間」が与えられることになりました。

 

僕がその時間を使って何をしたかというと「運動」でした。

 

僕が学校にいけなくなった原因は、太ったことでした。

 

よって、自分が痩せさえすれば、運動も今より苦痛ではなくなるし、周りからもデブと罵倒されることもなくなるしで、学校に行けるようになるのではないかと考えました。

 

僕には、学校に行けるようになる、という道しか生きる道がなかったので、学校にいけなくなった原因であるこのだらしない体をどうにかするしかない!ということで、やらざるを得なかったため、運動を始めたのです。

 

また、運動だけでなく、食事にも気をつけました。

 

間食は本当に一切しませんでした。周りからは大変驚かれました。どんなお菓子や食べ物があったとしても、小五の運動を始めた時から小学校卒業するまでは、決して間食しませんでした。

 

他にも、よく噛んで食べる、食事の栄養バランス、運動する時は両足に1kの重りをつけて走る、運動前はヘルシアウォーターを飲む、wiiのビリーズブートキャンプで消費カロリーをチェックする、毎日体重を測る・・・。

 

ひったすらストイックに生活していました。

 

正直この経験が、僕の何かを習慣化する能力を飛躍的に向上させてくれました。スマブラ活動でも去年の11月から12月の2日に一回はオフに行ってた時は当時の感覚が生きてました。

 

今年の2月のブログ毎日更新と毎日30分間走もこの経験が生きていました。(どちらもまだまだ無駄な時間がありましたが。)

 

話を戻しますが、こうやって必要に迫られて僕は運動をしていました。

 

しかし、運動をしていた時間自体は、なんら苦痛なんかではありませんでした。

 

「やらざるを得ないことだったけれど、やらないといけないことなんだったら当然のようにやる」

 

こういう感覚だったから、という面もあります。

 

ただ、苦痛を感じなかった理由はこれだけではないと思っていて、

 

単純に時間に余裕があったから、だと思います。

 

時間に余裕がない、かつやらざるを得ない状況、となった時は、多分大きなストレスがかかるのではないかと思います。

 

それは多分、仕事とかはそういう状況がたくさん発生するのではないでしょうか。

 

限られた時間で作品を仕上げる、限られた時間で結論を出して何かしら行動する、またそれらの行動は、多くの人に影響を与えることである。

 

そうなると、やらないといけない理由がたくさんあって、やめるにやめられないのでしょう。

 

おそらくこれかの人生では、こういう状況にたくさん遭遇することになるんだろうなと、気を引き締めて行こうと思っています。

 

最後は話がそれましたが、そうやって運動を食事に気をつけて、なんとか痩せて、小6では修学旅行にもいきましたし、卒業式にも行くことができました。

 

一応、学校には行けるようになっていきました。

 

しかし問題は太っていることだけではなくなっていました。中学に入ってからは、その新たな問題が僕の前に立ちはだかります。それはまたの機会に。

 

ということで、やまとが小学生時代にやらざるを得ずにやったこと、という話でした。

 

第三章まとめ

「これまでの人生を振り返ってみると」

 

1節:漫画家、トロンボーン奏者、音楽系YouTuberetc...目指したものはことごとく無理だと思って諦めてきた

 

2節:中学の勉強は、やれば伸びたし褒められたしで、最終的には学年一位になるほど楽しく取り組んでいた

高校では、伸びはするけどあんまり褒められないし学年一位にはならんし、極め付けは模試とやらで全国の人と競争させられるしで、中学ほど勉強をやろうとは思えなかった。

 

3節:小学校で、太ったせいで不登校になったので運動や食事管理で痩せて学校に行けるように頑張った。それはやらざるを得なかった。でもストレスではなかった。

 

今回の僕のスマブラ活動の話と通ずるところが、どの話にも少なからずある。

第四章:やまとは今後何をするのか

では、最終章です。

 

この章では僕が今後どうしていくかというテーマで話します。

 

スマブラに関して、スマブラ以外に関して、 考えていることをまとめていきます。

 

1節:スマブラとの付き合い方

選択肢として

 

・実現可能そうな他の目標を設定する 

 

というのがあります。

 

genesis9優勝なんて、期限が決まっているので、実現するの不可能そうだなって悟りやすいじゃないですか。

 

一方「スマメイトレート、まずは1600」とかは、期限が決まってないのと、まだ自分の実力に近い目標なのでちょうどいいかもしれない。

 

そういう感じでスマブラと付き合っていくというのはありだなと思っています。

 

ただ、僕はやはり、スマブラは好きですが、継続するならやっぱり稼げるようになることもセットでないと、あまりモチベーションが保たれないなって思います。

 

「好き且つ稼げそう」だから始めた活動ではあるので。

 

話はそれますが、稼ぐとか関係なくやってることといえば、動画見るとか、最近だとJ-POPの曲聞いたりとか歌うことだったりとかイラスト書いたりとかだったりしますけど、極めるほどやったことあるものはないですしね、

 

好きが結果的に仕事になってる人ってのは幸運なんだなって思います。

 

仕事にするなら「別に苦手or嫌いじゃないこと」をやるのが良いって、とあるYouTuberが言ってました。

 

多分僕も今後そうするんだと思います。

 

さて、スマブラとの付き合いについてに戻りますが、

 

今のところの結論としては

 

「気が向いたらやる」

 

ですかね。

 

同居人の2人のスマ勢は普通に横で結構スマブラしてるのでやる時もあったりなかったりだと思います。

 

また、楽しそうなオフにはタイミングが良ければ行きたいとも思ってますんで!

2節:今後実際に何をするの?

何をするか、結論が出ているわけではありません。

 

しかし、何かしらでビジネスをしていきたいと思っています。

 

 

ビジネスって「誰かにとって価値あるものを生み出して、それを提供した対価としてお金をもらう」って感じのことで、

 

ものを生み出すのにかかったお金よりも、その物を売って得たお金の方が多いと利益になる。っていうことだったりすると思います。

(これは僕の頭の中にある、ぼんやりとしたビジネスのイメージを一応言葉にしてみただけなので、ビジネスの全ては表現できてないと思います。まだまだ理解が浅いです。

ビジネスという言葉の意味で言うと仕事って言う言い方もありますが、そう言うことではもちろんありません。)

 

なんだかそれが面白いなって最近思ってるんです。

 

何か価値あるモノ・サービスを提供して、それが世の中に刺さると言う現象が、どうも好奇心をくすぐりますよね。

 

なんだろう、取り組んでみた結果として、お金という指標で自分の生み出したものの価値が示されるのが、面白いって感覚なのかもしれません。

 

ゲームの中でも、レベルが上がるのって嬉しいですよね?お金が貯まるのって嬉しいですよね?

 

何かしら数字が増えるのが嬉しいし楽しいって感覚なのかもしれません。

 

でも今ここに、ビジネスに関してと僕がビジネスに興味を持っている理由について文章にしてみましたが、なんだか自分の気持ちをそのまま表現できている気がしません。

 

自分の頭の中でも結構ふわふわしている部分なんだなと思います。

 

なんとか言語化してみたけど、自分の気持ちをストレートに表現できた感じはしていません。

 

 

とにかく!

 

仕事、ビジネスになりそうな、僕自身が興味が湧いたことをやっていくつもりです。

 

「じゃあ具体的に、今興味があることは何?」

 

そうですね、今興味あるのはプログラミング、とか、コミュニケーション(ざっくりしすぎ!)、とか、スマ勢向けの飲食店?とか、行ったことのない日本の地方、とか、スイーツとか、そんなところです。

 

一番仕事になりそうなのは、やっぱプログラミングですよね。

 

なので、ちょっとなんとなくプログラミングを勉強して行こうかなって思っているところです。

 

プログラミングの勉強となると、独学かスクールに通うかですが、とりあえずは独学をして行こうかなと思っています。

 

第四章まとめ

「やまとは今後何をするのか」

 

スマブラは気が向いたらやる、楽しそうなオフには行く

 

スマブラ 以外で、プログラミングに興味があるから、独学で勉強して行ってみる。

 

終わりに

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

全文を読んでくださった方は、DMでもTwitterのリプでもなんでも、是非教えてください。僕がとっても喜びます。

 

今後やっていくのはとりあえずはプログラミングですが、まだ頭の中が何かふわふわしている状態でもあります。

 

今の生活が実は結構幸せでもあるので、ゆっくり考えて行こうとも思っています。

 

そして、またスマブラみたいに一気に時間を裂きたいものが見つかったら、また頑張って挑戦して行こうと思っていますので、

 

またその時にも応援してくれる!と言っていただけると、僕はもっともっと喜びます。

 

その挑戦もまた途中で終わってしまうかもしれませんけどね笑

 

でも、僕の人生は、これまでのたった20年の間でも、やっては辞めての繰り返しでした。

 

つまり、今までよりも長い時間続くであろう、これからの僕の人生においてもその繰り返しである可能性が高いと言うこと。

 

先の事はわかりませんが、とにかく僕は生きていきます!(最後の最後で何を言ってんだか笑)

 

21711文字もの文章を全て読んでいただき、ありがとうございました!

 

ではまた!